ベトナムエアライン

友人と海外旅行の話をしていました。

航空機事故の死亡率が話題になると、急に神妙な顔つきになり彼は語り始めました。

「飛行機が飛び立つときと着陸するときは起きとかなアカンで!」

「乗り物の中で事故ったら一番死亡率が高いのは飛行機なのは知ってるやろ」

「飛行機の事故が発生する時っていうのは、離陸時が20%、着陸時が50%以上やねん」

「助かる見込みがある人間ていうのは、いかに素早く動けるかやで、事故発生した時点で助かる、その可能性が低いことは分かってるで、けどな、初動が何よりも大事になってくるから気ぃ付けとけよ」

確かに彼の言う通りである。

もし仮に不時着したとしよう、そこはきっと石やガラスの破片で危険がいっぱいだろう。

機体が爆発する可能性がある為、一刻も早く遠くへ離れる必要があります。

飛行機から緊急脱出する時の豆知識

滑り台を滑る人
上体を起こし、手すりを持たない

・離着時に窓側の人は必ず日差しを開けてくださいと言われるのは、目を外の明るさに慣れさせておくためです。

もし万が一のことが起きてもすぐに動けるためと言われています。

男性もそうですが、短パンだと肌が露出しており火傷のリスクは高くなりますね。

長ズボンの着用が良いかもしれません。

中に空気が入っていますので、もし傷ついて破れてしまうと役に立ちません。

ですから、お客さんの手荷物や女性のヒールなどはご遠慮いただきたい。

・スライドの両サイドは普通のスライドと違い低くつくられています。そのため普段より強く恐怖を感じるかもしれません。

上体を起こしたまま滑ってください

そうすると体を伸ばしたままよりもスピードは出ません。

CAの指示でもあるとは思いますが、滑るときは上体を起こし、ストレッチをするような前傾姿勢、もちろんひざはある程度曲げても構いません。

滑り終わったら、立ち上がりを支援してくれる人がいますので手を引っ張てもらい起してもらいましょう。

そして素早く避難場所へ移動します。

なぜなら、次の人が滑り降りるのを待っているからです。

それでは、快適な空の旅をお楽しみください!!

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By なら

介護業界で15年ほど勤務、近年はベトナムの介護施設で管理者として働く。奥様はベトナム人、息子一人。ベトナム語を勉強し、幾度も挫折を繰り返し復活しています。

One thought on “パイロットが語る飛行機搭乗時の3か条【シートベルト締めて・靴はいて・起きとけ】”

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