2023年の訪日客数は延べ2500万人を超えたようです。
急な円安ドル高に見舞われ多くの観光客が世界中から日本へ訪れた印象があったのですが、2019年当時と比べると3188万人でしたので約8割に相当します。
訪日外国人の国・地域の内訳
韓国(約695万人)をトップに台湾(約420万人)、中国(約242万人)、香港(約211万人)、米国(約204万人)の順位となっています。
中国は2019 年に 約1000 万人が訪れており訪日観光客のシェア約3割を占めていましたが、2023年が低調となっている理由として以下の3つがあげられるでしょう。
- 中国政府の出入国規制の緩和が他国より遅いため
- 空路の増便が進んでいないため
- 訪日団体旅行が8月まで禁じられていたため
外国人訪日客の消費額
日本へ訪れた観光者が一体いくらぐらいお金を使っているのでしょうか?
2023年の訪日外国人旅行消費額は、5兆2923億円と発表されています。
コロナ禍前で過去最高額だった2019年で約4.8兆円でしたので、初めて5兆円の大台を突破したことになります。
外国人訪日客の消費の内訳
1人当たりの単価は21.2万円(19年は15.9万円)に拡大しました。
内訳の1位は宿泊費で7.3万円、総合計にすると1兆 8,289 億円で消費額の34.6%に当たります。
2位は買い物代で5.6万円、総合計は1兆 3,954 億円
3位は飲食費で4.8万円で総合計は1兆1,957 億円となっています。
国地域別で見た観光消費額
国・地域 別の消費額シェアは、台湾と中国(香港・マカオを除く)、韓国が14%台で大きく、米国(11.5%)、香港(9.1%)となっています
最も消費額が高かったのはスペインで 34 万 2,000 円、次いでオーストラリアが34 万 1,000 円、そしてイタリアで 33 万 6,000 円の順に多くなっています。
アジアでは中国の 32 万円が最も高かったようです。
平均すると観光客1人当たり21万2000円を消費しています。
2019年と比較すると15.9万円でしたので増加の幅が異常に思えるかもしれませんね。
まとめ
専門家は「コロナ渦と比べ、宿泊日数が増えている」と分析しており、自然や文化を体験するため地方への需要が増えている傾向だそうです。
政府や各都道府県による働きかけで海外からの航空直通便が増えていることも影響してそうですね。
[…] 【訪日外国人数】どの国の人が一番多く日本へ来たのでしょうか? […]
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