クリスマスはイエスキリストが人間として生まれてきた日をお祝いする日です。
日本の人口1億3000万人中キリスト教徒約200万人に対して、ベトナムの人口1億人中キリスト教徒約600万人と言われています。
ベトナム人はクリスマスについてどのようなイメージを持っていて、どのように過ごしているのでしょうか?
海外の事情と比べながら見ていきましょう。
ベトナム人が抱くクリスマスのイメージ
日本と同じく宗教色はありません。
ドイモイ政策以降の新しいイベントとして、若者たちにとってにぎやかで楽しいイベントとして馴染んできています。
クリスマスとは言わない
ベトナム人にクリスマスと言っても伝わりません。
“ノエル”と言うと理解してくれます。
ちなみにノエルはフランス語でクリスマスを意味します。
ホワイトクリスマス
寒いイメージがありますが雪が降るわけではありませんが、日本と同様寒いイメージがあるようで、人肌が恋しくなるとか、、、
クリスマスの曲と言えば恋人たちのクリスマス
街でよく流れるのはMariah Carey – All I Want For Christmas Is You、Wham! – Last Christmasです。
クリスマス文化が今までなかったので、ベトナム人によるクリスマスの歌自体が少ない状況ですね。
ベトナムのクリスマス商戦
クリスマスプレゼントを渡す風習はあまりありません。
それよりも大事な人と同じ時間を共有する、そういった楽しみ方をしている人が多いようです。
しかし近年、ECが急速に発達してきておりLAZADAやSHOPEEをはじめとしたネット商戦での贈り物が習慣化してきそうですね。
ベトナムでサンタクロースとは?
日本人にとってはサンタクロースはプレゼントをくれるおじいさんですが、ベトナムではツリーに飾られたオブジェクトの一部に過ぎないと言われています。
ちなみに南半球では、季節が逆になるのでサンタクロースはトナカイのソリではなく、水上スキーに乗っています。
クリスマスは祝日になるの?
北米、南米、ヨーロッパはもちろん、アジアではシンガポール、マレーシア、韓国の国々はクリスマスの日が休日となるようですが、中国、ロシア、日本、ベトナムなどは休みではありません。
クリスマスの過ごし方
イルミネーションの前でポーズを決めて撮影する光景が至る所で見られます。
自撮りやプロのカメラマンを雇って撮影している人もいます。
そして教会に足を運び、教会の外にも聴こえてくる賛美歌を聴いて雰囲気を味わったり、デパートで買い物をしたり、それぞれ家族や恋人との時間を楽しみます。
いつもは21時頃になると静かになる街も、この日は少し遅くまでクリスマスを楽しんでいます。
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