ベトナムにおけるハロウィーン事情｜読めば3倍楽しめる

元々は、秋の収穫祭を祝い、悪霊を追い出す宗教的な行事であったハロウィーン。

ベトナムではハロウィーンを一体どのように過ごしているのでしょうか。

ハロウィーンの起源はさかのぼること紀元前

ケルト民族は11月1日を新年とし、前夜の10月31日に秋の収穫祭を開いていました。

そして10月31日は死後の世界と扉がつながり、先祖の霊が戻ってくると考えられていました。

そして先祖の霊と一緒に悪魔や魔女などの悪霊もやってきます。

そこで人々は悪霊を驚かせ、追い出すために仮装をしていました。

これが現在でもハロウィーンで仮装をする理由です。

近年ベトナムでもハロウィーンのお祭りは盛り上がりを見せてきています。

観光地ではたくさんのジャック・オー・ランタンや黒とオレンジの装飾が見られるようになります。

そしてハロウィーンの特別メニューが期間限定で提供されます。

レストランではパンプキンスープや血のスープ(トマト)、お菓子屋さんではトゥームストーンビスケット、パン屋さんでは指先のパンなど、バーではハロウィーンをテーマにしたカクテルが期間限定で提供されます。

ホーチミンのバックパッカー街と呼ばれるブイビエン通りですが、ベトナムの若者や世界中の人が集まりイベントを楽しんでいます。

通りは車の乗り入れを規制し、歩行者天国になります。

ベトナムでは仮装よりも顔や体に絵を描くボディペイントをして街を練り歩き、写真を撮ることがハロウィーンの楽しみ方のようです。

通りを歩いているとフェイスペイントの出店があり、50,000～100,000ドンで体験できます。

若者の健康を増進させるためのプログラムで毎年ハノイのトンニャット公園で開催されています。

朝の６時３０分スタートと早いですが家族みんなで参加してみませんか？

ハロウィーン仮装のファッションショーや、ダンス大会が催されたそうです。