コーヒー

ベトナムには路上カフェからおしゃれなカフェまで数多くのコーヒー店があります。

あなた好みのお店は見つかりましたか?

もしくはこれからベトナム観光へ行くという人にはカフェ巡りをおすすめします。

この記事が楽しい旅の参考になれば幸いです。

  1. ハイランズコーヒー・HIGHLANDS COFFEE
  2. チュングエンレジェンド・TRUNG NGUYEN LEGEND
  3. コーヒーハウス・THE COFFEE HOUSE
  4. スターバックスコーヒー・STARBUCKS COFFEE
  5. フックロン・PHUC LONG
  6. パッシオ・PASSIO
  7. アハコーヒー・AHA COFFEE
  8. コンカフェ・CONG CA PHE
  9. キングコーヒー・KING COFFEE
  10. アーバンステーションコーヒー・URBAN STATION COFFEE
  11. ミラノコーヒー・MILANO COFFEE

1,ハイランズコーヒー・HIGHLANDS COFFEE

ハイランズコーヒー

ハイランズコーヒーはベトナム全土に拡大しておりでチェーン店では一番多くの店舗があり、ベトナム人に最も好まれています。

会社は1999年ベトナム系アメリカ人のデビットタイ氏によってハノイに設立されました。

彼はベトナム祖国とコーヒーを愛していましたので、その愛情を地域コミュニティに注いできました。

彼の活動は主にカフェ店を介して人々のつながりや絆を作ることでコミュニティの発展に貢献し、現在ではベトナム国内はもちろん全世界に店舗を持つようになりました。

ハイランズコーヒー

店舗は国内で500を超え、働くスタッフは10,000人以上、一日200,000杯以上の飲み物を提供しています。

お客様還元のためプロモーションが多いのがとても魅力的です。

飲み物とケーキを合わせて大体70,000VNDぐらいです。

【ハイランズコーヒー】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

2,チュングエンレジェンド・TRUNG NGUYEN LEGEND

店舗

ドイモイ政策開始以降のベトナム・コーヒー産業の発展を牽引してきました。

海外進出にも積極的で世界60カ国以上へコーヒー製品の輸出を展開しています。

ちなみに日本には2001年にフランチャイズされています。

ベトナムコーヒーを世界へ広めた功績から創業者のブー氏はベトナムの「コーヒー王」とも称されています。

コーヒー業界のリーディングカンパニーとしてトップを走り続けてきましたが、実はここ数年、チュングエンは他社の成長の勢いに押され気味です。

Trung Nguyen

店舗は他のコーヒーチェーン店とは一線を画す程の雰囲気があります。白と黒を基調として差し色は金色でまとめられています。

コーヒー1杯で45,000VND~

世界で一番おいしいコーヒーと言われるコピルアクを飲むことができます。

【チュングエンコーヒー】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

3,コーヒーハウス・THE COFFEE HOUSE

店舗

コーヒーハウスは、仕事に情熱を注ぐ(仕事中毒)若者に向けて、オープンスペースと美しい景色を望むモダンで豪華な方向に空間をデザインします。

ベトナムではフリーランスとして働く人が多く、カフェでPCをいじっている人やミーティング、商談の場としてカフェを利用する人は少なくありません。

氷がコーヒー

確かに人が多く人気店なのですが、オープンスペースをコンセプトとしていますので席と席の間が広く混雑した感じを与えません。

時代に合わせた価値観は創造性をデザインし、カフェでビジネスをしている人にとって信頼できる場所となりました。

現在、コーヒーハウスは全国に50店舗以上を持ち、約8万ドルの収益を達成しています。

※2022年の損失額は約15億円、新型コロナウイルス感染症が流行して以来、3年連続で損失を計上している。

コーヒー1杯50,000VND

【The Coffee House コーヒーハウス】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

4,スターバックスコーヒー・STARBUCKS COFFEE

Starbucksベトナム1号店

2013年ホーチミンに第1号店をオープンさせてから今年で10年がたちます。2023年1月の時点で店舗数は、7つの省に87の店舗をオープンさせました。そのうち50はホーチミン市にあります。年内には100店舗目をオープンさせる予定です。

ローカルコーチェーンと比べ、価格は高めですが若者に人気があるようで、なんと客層の80%が40代だそうです。豊富なメニューの量が魅力的なのかもしれません。

Starbucksの商品

世界的なチェーン店でもありますので、ベトナム人だけではなく海外の人をターゲットにしているのかもしれませんね。

コーヒー1杯60,000VND

スターバックスはなぜベトナムで人気があるのか?100店舗目を計画中!

5,フックロン・PHUC LONG

店舗

1968年創業のコーヒーとお茶の老舗専門店です。

名前のフックロンですが漢字で書くと福龍となります。

ベトナムの文化や信仰の中で龍は王様の絶対的な権力を象徴する特別な位置を占めてきました。

コーヒー業界でもその名の通り十分な役割を果たしてきました。

もともとは緑茶のつぼみと良質なコーヒー豆を研究していたことがカフェの始まりです。

ライチ―ティーとピーチティー

当初はお店などで買うことができる茶葉とコーヒー豆の販売に専念していましたが、2014年頃から直営カフェをオープンする方針に変更しました。

飲み物とケーキを合わせて60,000VNDと低価格なのでお金のない学生たちで店内は賑やかなこともあります。

【PHUC LONG フックロン】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

6,パッシオ・PASSIO

店舗

お店はピスタチオグリーン色の爽やかな色合いの看板が目印のPassioカフェ。

2006年、第一号店がホーチミンに誕生し現在約70店舗、南部を中心に展開しています。

元々【チュングエンコーヒー】に勤めていたDoan DinhHoang氏が創業し、近年急速に各地に店舗数を拡大しています。

経営展開の特徴が2点あるのですが、1つ目はフランチャイズとしての展開ではなく投資家と50%割合で共同経営する形でブランド拡大を進めています。

2つ目はベトナム従来のカフェとは異なり、テイクアウトを積極的に取り入れている点です。スタイリッシュで新しい雰囲気のカフェが都市部を中心に拡大しています。

ドリンク

コーヒー19K(約100円)という立て看板を店舗前に置いているのをよく見かけますね。

店舗のリース費用を抑えるためテイクアウトを推し進めていますが、店内での飲食へとシフトチェンジしている様子。

【Passio パッシオ】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

7,アハコーヒー・AHA COFFEE

店舗

看板ロゴの縁が緑色であるのがトレードマークなので、ハノイ市内を歩いていたらよく目にするカフェチェーンです。

交差点の角にあって、2階~3階がオープンカフェになっている店舗が多く、2.3階のテラス席に座ると、飲みながらハノイの街の景色を楽しむことができます。

1997年に会社を設立し、2008年にカフェ一号店をハノイでオープンしました。

ベトナム人の若手実業家男性Nguyễn Mạnh Hàにより創立されました。

フランチャイズとして店舗拡大を行っており2021年で73店舗を所有していました。

主にハノイを中心としダナンやホーチミンにも店舗を構えるなど全国に出店をしています。

ドリンク

店内の家具は茶色で統一し、ベトナム昔ながらの低いローテーブルが特徴です。

ベトナムの一般的大衆カフェとして幅広い年齢層に人気です。

コーヒー1杯30,000VNDで頂けるので上の階へ上がって時間を忘れ、のんびり過ごすのも良いかもしれませんね。

【AHA COFFEE アハコーヒー】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

8,コンカフェ・CONG CA PHE

店舗

ハノイで2007年に創業した深い緑色がトレードマークのおしゃれカフェの金字塔「コンカフェ」ですが、現在ベトナムに55店舗、韓国に6店舗、マレーシアに2店舗、計63店舗を展開中です。

コンカフェは昔の社会主義時代、古いものへの郷愁を軸にハノイの人々の生活を再現しました。

共産の装飾、洋風の建築デザイン、生活スタイル、国民的アイデンティティが染み込んでいます。

ドリンク

戦争時代、食べるものがない、着るものがないそのような配給制度の時代をテーマとしているのです。ベトナム社会は驚くほど速いスピードで経済成長を遂げてきました。言うなれば階段を飛ばし飛ばし登ってきた様なものです。しっかりと地に足がついていない、何か取り残されているような不安感が、郷愁あるコンカフェに足を向けさせていると広報担当者は語っています。

【Cộng Cà Phê コンカフェ】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

9,キングコーヒー・KING COFFEE

店舗

キングコーヒーとはチュングエンコーヒーの創業者の元妻でありチュングエンの共同創業者及び経営を務めていたLe Hoang Diep Thaoが2020年に立ち上げたコーヒーショップブランドです。

ホーチミンに本社を構え、米国、オーストラリア、シンガポール、中国に4つの支店を持つTNI Corporation Company Limited(旧Trung Nguyen International)を母体としコーヒーの製造と輸出、カフェ運営を行っています。

コーヒーショップはホーチミンとハノイを中心に約45店舗構えており、アメリカのカルフォルニアにも1店舗構えています。

TNI商品

ベトナムの小奇麗なテーブル席のある一般的なカフェという感じですが、コーヒー豆にこだわったお店でベトナムのコーヒー豆(ロブスタ種)だけではなく、グアテマラ、エチオピアなどのアラビカ種も扱っています。

コーヒー1杯30,000VND~

コーヒー豆やインスタント製品にも力を入れていますのでおみやげや日常的にもお使いいただけます。

【KING COFFEE キングコーヒー】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

10,アーバンステーションコーヒー・URBAN STATION COFFEE

店舗

アーバンステーションコーヒーはサッと立ち寄っておいしいコーヒーを飲んでいくカフェスタンド形態のお店です。

お店の壁は青色を基調としており、最も特徴的なのが赤色の出入口扉です。

パット見ると入り口はイギリスによくある公衆電話を思い出させます。

2011年に1号店をオープンしテイクアウト中心の形態をとるのですが「持ち帰り」モデルはベトナム文化には適していないことに気づきました。

その後、第一世代のバリスタが少しずつ集まり店舗は西欧化されていきます。

つまりダイナミックで友好的、そして立ち寄りやすいということです。

ドリンク

現在は縮小傾向ですが約30のショップと300人の従業員を擁するサイゴンの有名なコーヒーブランドです。

創設者のグエンハイニンはコーヒーハウスを経営し、2017年アメリカのビジネス雑誌であるフォーブス誌でアジアで最も活躍した30歳以下の若者に選ばれます。

ドリンクとケーキを合わせて50,000VND

テイクアウトにすると割引があります。

【URBAN STATION COFFEE アーバンステーションコーヒー】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

11,ミラノコーヒー・MILANO COFFEE

店舗

ローカルのコーヒーチェーン店と言えばミラノコーヒー。

ベトナムのフランチャイズ業界で最も成功したお店の一つでもあります。

ただしフランチャイズと言ってもやり方は各店舗により異なり、販売しているメニューやドリンクの味には統一性を持たせていないのが特徴です。

自宅の一階をお店にして玄関前にイスとテーブルを置いたものから、おしゃれなカフェまでいろいろな店舗があります。

店内の様子

2011年にホーチミンで設立されたブランドで現在ベトナムの52の省と都市をカバーしています。

2017年には1045店、現在は1,400店とフランチャイズ経営で数を延ばしています。

白と黒のシンプルな外観が特徴で手頃な価格で気軽に行けるベトナムのカフェとして確立しておりローカルに寄り添った地域密着型のお店です。

お店にもよりますが、1杯のコーヒーの価格は16,000 VND〜25,000VND(約70円~120円)程度と全体的に低価格帯で美味しいドリンクの販売をしています。

【MILANO COFFEE ミラノコーヒー】ベトナムでのコーヒーチェーン店を調べた件

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By なら

介護業界で15年ほど勤務、近年はベトナムの介護施設で管理者として働く。奥様はベトナム人、息子一人。ベトナム語を勉強し、幾度も挫折を繰り返し復活しています。

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