Fugacar薬

見知らぬ地で見知らぬ薬を飲むのは、気が気ではないと思います。風邪薬程度ならいざ知らず、虫下しの薬ですから尻込みしてしまいますよね。

まずは相手(FUGACAR)を知ることから始めましょう。

錠剤FUGACAR(フガカ)とは寄生虫による腹痛を治療してくれるお薬です。

腸内寄生虫の駆虫薬としてベトナムで最も有名な薬

抗寄生虫薬、抗感染薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬として常用されており、2歳以上からの服薬が可能です。

用法

舌下錠

口の中でかみ砕いて服用してください。

そのあとに水を飲むのは可能だそうです。

また空腹時に使用してほしいので朝起きてからすぐが良いですね。

容量

1回/1錠 500mmg

※薬の成分であるメベンダゾールですが、日本では1回100mgを制限として1日2回の服薬を3日繰り返し飲みます。国が違えば分量も違うんですね。

なし、チョコレート、フルーツパンチから選べます。

購入方法

病院での入手もできますが、町の薬局など処方箋なしで手軽に購入できます。

価格

20,000 VND/1錠(お店によって値段に差があります)

副作用

便秘など、あるドクターによると肝臓に負担をかけ、胃や腸がむくみ便秘を引き起こす可能性があるとのことです。

体質などもありますので症状の程度は様々です。

ベトナムでの腹痛

お店にもよりますが一般的な飲食店では、衛生面に関してはそれほど厳しく取り締まられていません。

なぜなら、多くの飲食店は営業ライセンスなどを取得せず、個人的に食事を提供しているからです。

そしてその材料は農薬まみれであったり、野菜の葉っぱに虫が付着していることがよくあります。

しかし、生野菜がない料理はベトナム料理ではありません。

この問題を解決できれば良いのでしょうが、不可能とあきらめるしかありません。

なぜならベトナム政府は6か月に1度はこういった虫下しの薬を飲むことを推奨しています。

根本的な原因解決に力を注ぐのではなく、お腹が痛くなったら対処療法しましょうと訴えています。

お仕事や観光で来られる方は、ローカル飯には気を付けくださいね。

水が合わないだけではなく、もしかするとお腹に虫がいるかもしれませんから、、、

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By なら

介護業界で15年ほど勤務、近年はベトナムの介護施設で管理者として働く。奥様はベトナム人、息子一人。ベトナム語を勉強し、幾度も挫折を繰り返し復活しています。

2 thoughts on “【腹痛にはFUGACAR】ベトナム人の常備薬(フガカ)は半年に1回服薬します”

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