ベトナム共産党旗

ベトナム共産党の党員数は全国で500万人以上と言われていますが、今回は共産党のシンボルとも言われる党旗についてご紹介していきます。

ベトナム国旗の意味や由来についてもご覧になってください。

鎌と槌を組み合わせた標章

農民と労働者の団結を表し、マルクス・レーニン主義の共産主義や共産党のシンボルとして使われています。

ソビエト連邦共和国
中国共産党
朝鮮労働党
ドイツ共産党

細かい部分は国によってデザインは異なるようだが、シンボルである鎌と槌は共通しています。

赤い星は共産主義の象徴

ベトナム国章
ラオス国章
ハンガリー国章1957‐1989

一般的に、赤い星は共産党の支配と指導の下での社会の新秩序の正しさを表す象徴とされています。

国章を表すデザインでよく見かけたのですが近年では赤い星を消去する傾向にあるようです。

赤い星がてっぺんにあって下には国民性や生活の在り方など象徴する物が描かれていました。

「赤い星」は特にレーニン主義に基づく共産主義のシンボルとして広く使われていたからです。

「黄金の星」(ゴールドスター)も同様に共産主義のシンボルとして用いられますが、中華人民共和国やベトナム社会主義共和国で使用されることが多いです。

なお、類似の図案としてアメリカ合衆国の国旗に使われている白い星は「銀の星」(シルバースター)と呼ばれており、州を表しています。

画像全て:Wikipedia

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By なら

介護業界で15年ほど勤務、近年はベトナムの介護施設で管理者として働く。奥様はベトナム人、息子一人。ベトナム語を勉強し、幾度も挫折を繰り返し復活しています。

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